本を読む必要性あるない、これ最近結構論じられがちな議論ですよね。

それは子供の頃から図書室に行く人間で読書する人間だった、普通に読書が好きだから読んでるに過ぎません。

でも果たして本当に必要なのか、人によってはネットあるんだからいらんよね、とか、動画の方がわかりやすいって意見もあったりして、人によって考え方違う。
果ては本は絶対に要る、とか、読まない人間になるなと教育する人もいる、カルト化してるくらいの領域。
だから今回は自分なりの解釈、必要か要らんのかについて語っていきたいと思います!
読めるなら読んだほうが良い
結論として読めるなら読んだほうが良い。
なぜなら情報を得る手段が一つ増えるから、現在は動画が主流、このブログという媒体は一説によるとオワコンと言われてる市場でもある。
でも文字が読めるだったら動画、写真、そして文字と得られる情報が倍になる、だから読めるなら読んだほうが良い。
でもここでいう読めるってのは文字面のことを言ってるんじゃない、きちんと文脈、助詞や逆説を理解して読めるんだったら読んだほうが良いって意味。
文字面しか読めないで別の解釈をしてしまう人は私の中では読める部類に入ってない、読まないほうが良いと思う。
なんでか、それは半端に文字を読めてしまうと勘違いや感情的な発言をしてしまう可能性がある。
Xは特に顕著です、Xが盛り上がるのは確実に文章が基本短いから文字が短い文、変な勘違い、文字面による感情的なリプを返してしまう可能性が高い。
日本は先進国だから当然文字は一応読める、そして文字故に誰でもできる、だから参入者もインスタとかに比べると遥かに多い、だから文字面で判断して攻撃性の高いメディアになりがち。
そういう人はXとか使わないほうが良い、その方が精神衛生上幸せです。

このブログから来てくれてる人はきっと文字も読める人だと思うからそれは大丈夫だと思う、でも文字を正しく読むって実は意外と難しい。
私がブログをやるのは一応読書をする人間だからです、読書全くしない人間だったらそもそもブログなんて旧メディア扱いされてるもん使いません。
だから正直読めないな、自信ないなって人は別にあえて読む必要はない、今は動画でわかりやすく解説してくれる人いるから、そっち方向で知りたいこと学べばいいと思います。
本の文章は美しい
私が読書を好むのはやはり本の文章は美しい、きれいだからです。
Xとか見たりするとわかる、やっぱり負のメディア、拡散性が高すぎて逆に煽りとか罵詈雑言とか、フォローしてもないのに勝手に見えたりして見てるだけでこっちのテンションが下がるSNS。
もちろんそれによる良い点もあるんだけど、その分、疲れる、だから目を潤すために、読書してるってのも一つある。
私の中だと文章が美しいなと感じるのはやはり三島由紀夫氏、この人の文章は難解ではあるんだけど、ただ難しいってんじゃなくて、読み応えがあり、読めば読むほど、深みが増していく、不思議と読み進めたいという難解なんだけど読みやすい不思議な文体に感じる作家です。

例えば仮面の告白、これは同性愛を描いた作品、私はノーマルだから当然、刺さんないし、下手したら苦痛に感じるだろうなと思っていた。
だけど読んでみると読み応えがあって面白い、不思議ですね、、、
官能小説って別作品ですが過去に読んだことがある、でもなんかそれは刺さらなかった、読めないわけじゃなくて趣味でもなんでもない軽い文体だったからか、普通に飽きてしまったんです。
でも仮面の告白は読める、これこそ作家の力量というもんです。
文章というのは書き方は人それぞれ、好みがある、でも少なくとも汚い日本語ではないから、SNSの汚い罵りを見た後とかに見ると、目が潤う感じがする。
やはりキレイなものだけで満たされればそれが一番なんだけどそういうわけにはいかない、だから本を私は読むんです。
全ての作品は古典に通ずる
それから、何かしら芸術に関する趣味を始めたいと思ったとき、絶対に古典が絡んでくるんですよね。
代表的なのが演技関連の趣味、鑑賞にしろ、やる側にしろ、やるなら古典を知っておいたほうが良い。
例えば舞台、私は過去に劇団四季のキャッツとか見たことある、でも劇だけだと内容がわかんないこと、普通にあります。
それにこういう作品はどこまで行ってもシェイクスピアが基盤になってる、シェイクスピアしれば、劇でこのシーンはシェイクスピアのここに繋がってるなとか、そういう気付きが出てくる。
別に劇だけじゃない、漫画とかだって神話が使われる、よく使われるのは北欧神話だけど、他にもギリシャローマ神話とかも結構出てくる。
絵画なんて神話の塊のようなもん。
つまり古典を知っておけば、全てに繋がる、その古典を知るのに役立つのは読書だということです。
動画だと一部しかなかったり人によって解釈が間違ってたりはよくある、例えばシェイクスピアとかだと有名どころはそこまでリサーチしてないけど揃ってるでしょう。
でも結局マイナーな作品、例えばタイタス・アンドロニカスとか、史劇のヘンリー八世とかマイナーよりの作品を知るためにはやはり映像より元は文学作品だから本から情報を得たほうが早い。
そんな感じで映画にしろ漫画にしろ劇にしろ何にしろ、そこには基本的に古典のベースがある、そのベースを知ることで理解が深まる、楽しみ方が倍になるから、読めるんだったら読むに越したことはないんです。
まとめ
本は読める人は読んだほうがいいだろうけど別に読めないなら無理して読む必要はありません。
時間もかかるだろうし、世の中進化して、読めない人でも読める、そしてもっと情報が民主化する時代が到来するはず。
AIとか現在のYoutubeとか見てより感じる。
だから好きなら読む、無理なら無理しない、これが一番ですね。
世の中で成功してる人は全員読書してるわけじゃないし。
本はあくまでエンタメの一種なんで好きなように読めばいいし、嫌いなら読まないくらいのスタンスがベストだと私は思いますよ♪