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推しの子から読み解く演者に向いてる人4選【演技の魅力徹底解説】

最近、推しの子が完結しましたよね?

感想とかはここでは言いません、でも推しの子はかなり演者に焦点を当てた作品。

私はかなり好きです、前作である、かぐや様もかなり好んで読んでましたし。

演技にも非常に興味があって、今でも習ったり、習っていたことなんて経験、実は私にもあります。

ダイスケ
ダイスケ
もちろん趣味レベルで本格的に仕事にしようなんて考えたこと一度もないですがミュージカルスクールとか声優スクール通ったことありますw

それはシェイクスピアとか文学を読むのが好きで、必然的にそっち方面の知識欲が出たから、全てのことに言えますが、演者にも向き不向きがあります。

そこで今回は推しの子から見る、演者に向いてる人について語っていきたいと思います!

外交的な人間

演者に向いてる本質的な人間は外交的な人間、つまり人と上手くやれる人間で、しかも活発な人間が向いてる。

内向的な人間は向いてないんだそうです。

ダイスケ
ダイスケ
私はスクールでそう聞きました

でも想像ではつくんじゃないでしょうか、演技ってのは一人では成立しません。

ピアノや絵は一人で黙々とできる、けど演技は人と向き合って、演じなくてはならない。

それに裏方の存在、演出家とか脚本家とか色んな人と向き合って仕事する、つまり演技は人と人との付き合い、つまり外交的な人が向いてるってのは自明の理。

ダイスケ
ダイスケ
内向的な部類である私にはキツイ業界ですねw

だから自分が社交的で人と関わるのが好き、みたいな人間性でないと、この業界はやっていけないと思います。

余裕のある人

これは仕事にするならって意味合い、趣味レベルなんだったらこれは当てはまりませんが、仕事として大成する人は基本的に余力のある人です。

それは金銭的にも時間的にも、芸術路線を仕事にする人は基本的に余力ある人が多い、これが当てはまらない人はかなり大変な世界なのは間違いありません。

まず芸術路線で稼ぐって事自体、かなり大変です、売れるまでPDCA回して売れるまで大量の作品を描いたり、書いたり、出演したり、そして何かしらでバズってようやく花開く、そういう世界です。

ダイスケ
ダイスケ
稼ぐだけなら別のことやればいい

それまでは無一文なんてザラ、だから推しの子でもバーで働いてる売れない役者のシーンとかありましたよね?

だけどバイトと兼任すると当然、その時間仕事するわけだから演技の練習、台本の読み込みなど、作品と向き合う時間が失われる、そして最終的に時間が経ち、夢半ばにして就職する、、、

みたいなのが腐る程ある話。

つまりこの世界で生き残るにはパトロンとコネが必要なんです。

例えば絵かきで有名な、ゴッホとかピカソとかミレーとか、ああいう画家ってパトロンがいたって知ってます?

お金持ちが生活やら絵を描く環境を支援してあげる、そして売れた作品が出たらパトロン側が支援した、さらなる利益を出すために似たような絵を描かせて回収する、そういう仕組みです。

ダイスケ
ダイスケ
だから絵描きって後期の作品似た作品多いでしょ?

現代でも似たような人います、例えば米津玄師さん、あの人は元々美大ってのは有名な話ですが親という太いパイプがあり、音楽やイラスト作品を作ることにリソースがあったから、これだって立派なパトロンですよね?

それからアーティストであるガクトさん、この人はちょっと特殊で、パトロンを自ら足を使って出向いて作っていたと自伝を見たことがあります。

全員が全員がそうではない、家が貧乏で成り上がった人もいる、でもそれは強運、コネ、美貌、それらが組み合わさってかなえられたかなり稀有な例と捉えるべき。

実際は実家がかなりお金持ちだったりとか、パトロンがいる事によってそこにのみリソースを割ける人が道を開きやすい、厳しい世界であることは認識したほうが良いでしょう!

色々興味持てる人

次に向いてるのは多趣味、というかいろいろなことに興味を持てる人、このいろんなことに興味を持ってく能力がないと演者としては厳しいです。

実は演技にはメソッド演技というものがあります。

過去の体験やトラウマを引き出し、それを演技として表現するという手法。

元はリー・ストラスバーグのメソードへの道が元で現在はスタニスラフスキーメソッドという方が馴染み深いかな?

アクターズスタジオとかはスタニスラフスキーメソッドが元にして作られてるらしい、そしてスタニスラフスキーの弟子であるチェーホフといえば文学でも名高い人。

特にかもめ・ワーニャ伯父さん、桜の園・三人姉妹あたりは聞いたことある人、見たことある人いるんじゃないでしょうか?

メソッド演技には賛否あるけど、要は体験してないと演技に現れるわけないよねってのは想像つきますよね?

少なくとももし演技にスタニスラフスキーのメソッド取り入れるんだったらせめてチェーホフの作品くらい知ってないと駄目なのは間違いない。

それから恋愛経験だってあればあるほど良い、実際ドラマや映画だって恋愛シーンとかあるんだから、むしろ恋愛経験のない演技なんて薄っぺらです。

実際推しの子にも演じてたら役に引っ張られてナイーブになってるシーンあるでしょ?

似たようなことは本当に起こり得るらしいし、体験からくる演技は真に迫るものがある、それが故に鬱になったりする人も後を絶たない、だからメソッド演技は賛否両論あるんです

やはり色々興味持って、恋愛から趣味まで多方面に手を付け、体験する、外に目を向けることが演技するなら大切です。

なんなら推しの子に出てきた文学作品から手を付けてみるってのはどうですか?

アニメ見ましたが外郎売と京極夏彦が出てきてる、キャラの真似っ子するのも面白いと思いますよ(*^^*)

見た目に自信のある人

推しの子ではルッキズムって言葉が度々使われる、要は見た目重視ってこと、でもそれはその通りで見た目有利なのは間違いない、これは登竜門と言ったほうが良い。

つまり見た目を売りにテレビとかSNSで商売するわけだからこれは最低条件とも言って良い。

ただ面白いのがあまりに完璧すぎる見た目、つまり整形して、日本人形みたいに整えてしまうと逆に売れなくなるんだそう。

人間はある程度人間味、親しみを求めてるみたいでそれが完全に整ってしまうと、逆に親近感がなくなるんだそうです。

だから見た目が整ってるのは最低条件として、そこから、やりすぎても逆効果、だから例えばほくろが多すぎるなら除去するとか、歯並び悪いなら整えるとか、肌をきれいにするとかそういう最低ラインの事だけで美しさを保てる人がこの世界では生き残れるみたい。

まさに天性の顔といったほうがいいのかな?

もちろん見た目だけが全てではない、面白いとか、多芸とかそういうのが諸々に含まれてる、だからあなたの見た目がどれほどのもんかわからない、ただ見た目には好みというものがある。

だからあなた自信がコンプレックスに感じていても実はニッチな人には刺さってるとか、実は大衆から見たら十分見た目整ってたみたいなことがやはりあるんです。

だから正直こればっかりは好みの世界、それだったら最低ラインのことをやったら、後はいろんなスキルを身に着けたほうが、仕事としても人間の深みを高めるという意味でも有意義なはずです。

演技は趣味としてかなり良い

ここでは主に仕事として向いてる人というスタンスで紹介しましたが、演技は趣味として考えるなら実はかなりおすすめの趣味!

私もそのために演技スクール通ってるわけだから。

例えば声優スクール、これはナレーターコースとセットとなってること多いけど、これは滑舌トレーニングとしてめちゃ向いてる。

もちろん歌専門ボイトレスクールでもいいけどあれはどちらかというと歌がうまくなりたい人向け、会話って抑揚、発音、そして滑舌などによって聞こえ方、伝わり方が変わってくる。

つまり演技も抑揚、発音、滑舌に重きが置かれ、歌専門ボイトレは歌うときの声の質向上に重きが置かれる、つまり目的が微妙に違うんです。

会話は私はnoteで苦手な人向けにコミュニケーション論を販売してますが、AI時代の今、よりコミュニケーションに重きが置かれるようになってる。

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会話スクールとかもあるけど、会話のために習うの?とどうせなら楽しめそうな趣味の方が良いのではないでしょうか?

そのうえで私が推奨したいのが演技スクール、楽しめつつ、滑舌向上に適してるし、嫌でも人と向き合うわけだから、文学との相性もばっちしです。

まとめ

演技は仕事としてはめちゃ過酷ですが、趣味としてならこれほど魅力的な世界はなかなかない。

文学ともリンクしてるから、文学をより深めたいって人にも向いてるし、実際三島由紀夫氏は俳優として活動してたこともあるんだとか。

だからか、一部評論家の間で三島由紀夫作品が苦手って人もいるけど、戯曲は素晴らしいという見方する人もいる、これだけじゃない。

演技を学ぶってことはそれは演技論を知ることになる、それはつまり映画やドラマも別の見方で見ることもできるということ。

世界が広がるってことです。

演技に興味ある人は、売れるって意味なら別だけど、やるだけなら何歳でもできる、スクールもあるし、実生活においてもメリットある。

興味ある方は学んでみてはいかがでしょうか?

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